読者の皆様へ

 今号の主な議題は、中国のWTO加盟後、外資銀行が中国で業務を加速的に発展させる状況である。中国市場への進出を望むすべての外国商工業界者はそれを読んで奮い立たされるはずである。彼らは、中国は着実に、加速的にWTOに加盟したとき全世界に行った約束を果たしていることを見てとることができる。そして一連の事実から、中国は確かに責任を負う大国であるという結論を容易に引き出すことができる。ここで私は、中国は引き続き約束を果たしていくだろう、中外協力はまだ大きな潜在力があり、外国の投資家はチャンスをしっかり見てとり、チャンスをつかみ、中国に来て業務を開拓し、発展させるべきであると付けが得たい。

 国際実務においても、中国は責任を負う国である。この手紙を書くとき、テレビ番組を見て、エルサレムで発生した自爆事件で四人の中国公民が死傷したことを知った。私はすべての中国人と同じように、われわれの同胞の不幸な遭遇から大きなショックを受け、限りない悲しみに包まれた。これによって、中国の大衆は現在際限なくつづく、仇で仇に報い、暴力で暴力を制するパレスチナ・イスラエル間の衝突に対し大きな不安を覚えている。中国の大衆と中国政府は、罪なき平民に対する暴力行動を非難し、テロ活動の取り締まりを口実としてとった、パレスチナ領土への侵入、合法的なパレスチナ民族権利機構のアラファト議長に対する包囲およびパレスチナ平民射殺の行動を非難する。われわれは、衝突の双方が大衆の利益から出発して、すべての暴力と戦争行動を即時停止し、イスラエルとパレスチナ間の永久的平和のために、交渉を続けるよう心から希望する。イスラエルとパレスチナ間に平和が実現したとき、われわれはきっと美しい花を薬莢に挿して、世界人民とともに衝突のために命を落とした罪なき人たちを弔い、われわれの遭難して死んだ同胞に深い哀悼の気持ちを表す。

                                     林良旗(Lin Liangqi

                                    北京週報社 社長

                                   (Pubisher&Director)

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