「法輪功は滅亡の運命」 人民日報が論評

 79日付人民日報は、法輪功グループによる衛星への攻撃を厳しく非難する論評を一面に掲載した。内容は次の通り。

 海外の法輪功グループは天下の大罪を犯し、通信衛星シノサットを攻撃した。国際法規や公共道徳を踏みにじる、まれに見る悪質な違法行為で、反人類、反科学、反社会的邪教である法輪功の本質を暴露した。

 人類社会は今や情報時代に入った。スムーズな情報伝達があってこそ、正常な社会活動、社会発展が維持できる。このため国際社会はすでに関連の条約を制定して規則を完備、国際社会はそれらを批准し、遵守してきた。これは人類の理性、文明社会の進歩の表れで、経済発展と社会安定を保証する信頼の証でもある。だが、海外の法輪功グループは通信衛星シノサットを攻撃してテレビ信号を妨害。公共情報の安全を破壊し、公衆利益を侵害し、国際秩序や社会道徳、人類文明に公然と挑戦した。

 通信衛星シノサットは、テレビ放送の中継、転送を行う。一部の農村や国境近くの山間部に生産や生活に必要な情報を伝え、人々に文化的生活をもたらすなど、国民福祉に寄与している。法輪功は公衆の利益や社会規範よりも邪教の宣揚を優先し、人類の公共道徳や社会の公衆利益にもとる。

 海外の法輪功グループによるシノサット衛星の攻撃で、李洪志をはじめとする法輪功グループによる犯罪活動の違法性はいっそう強まった。われわれは邪教の本質と危険性をしっかりと認識し、絶えず警戒しなければならない。本質が邪教である法輪功は、絶えず混乱、破壊活動を続ける。しかし、歴史の法則から見れば、彼らこそが混乱と失敗を繰り返し、最後には徹底的に滅亡する運命にあることが決定づけられている。