中国、ミサイル関連輸出規制条例公布

 朱鎔基総理は822日、国務院第361号令に署名し、「中華人民共和国ミサイルおよび関連品目・技術輸出規制条例」を公布した。国営新華社通信は825日、権限を受け、条例の全文を配信した。

 条例は全24条で、規制について明確に規定している。条例は公布の日から施行される。

 条例は次のように強調している。ミサイルおよび関連品目・技術の輸出に対し、厳格な規制を実施し、「ミサイルおよび関連品目・技術輸出規制リスト」に列記された大量破壊兵器の運搬に使用できるミサイルおよびその他運搬システムの拡散を防止する。ミサイルおよび関連品目・技術の輸出に対し、許可証書制度を実施する。いかなる団体、個人も許可を受けず、ミサイルおよび関連品目・技術を輸出することはできない。