中国の青年120人が訪日

 北京、天津、広州の若い政府職員と公募された各界の青年120人が1023日からそれぞれ北京と広州から日本に向かい、20日余りの「中日友好」の旅をする。

 日本政府の中国末端職員招請計画と地方青年招請計画よるもので、それぞれ60人を招く。一行は「人材養成」「経済」「地方振興」のグループに分かれて各地を訪れる。

 日本国際協力事業団が日本政府の委託を受け、同日、北京で歓送会を開いた。

 グループの団長である天津青年連合会の王宝強副主席は歓送会であいさつし、「日本の若者と幅広く交流し、民間大使として、中国の若者の良き精神、中国の風俗習慣、近年の発展の状況を日本の人々に伝えたい」と述べた。

 中曽根康弘元首相が1986年に中国を訪問した際に日中青年交流計画を提案した。昨年までに中国の若者3000人が日本を訪問した。