党中央、生活難に苦しむ人々の生活について検討

 中国共産党中央政治局・常務委員会は24日の会議で、生活難に苦しむ人々の生活の状況に関する報告を聴取し、経済問題を抱える人々の生活をさらにサポートするための活動を展開することを検討した。会議全体としては次のような見解に達した。

 生活難に苦しむ人々の生活をサポートすることは、複雑かつ重大な任務である。農村の貧困層は3000万人に上り、主に自然条件が極めて厳しく、交通が不便な辺境地区や少数民族居住区に分布しており、衣食の問題解決に向けた難易度はさらに高まっている。衣食問題が解決された一部の農民の生産や生活条件もかなり厳しくなっており、貧困支援の成果の維持、貧困への逆戻りを防止するという任務が非常に重要になっている。この2年間、一部の地方では大きな自然災害が発生し、多くの人々の生活が新しい問題に直面している。国有企業の労働者のレイオフ、困窮する企業労働者および都市の生活保護対象者も少なくない。

 全党、全国はみな全体的状況や戦略を十分に理解し、困窮する人々を支援する活動の重要性を認識しなければならない。これを受けて、次のような活動の重点を提起する。

1 中央が制定した、生活難に苦しむ都市部住民をサポートするためのさまざまな政策・措置をしっかりと定着させる。

2 春節(旧正月)に集中して貧困支援活動を行う。

3 全社会の力を広く動員して、ねばり強い貧困支援活動を展開する。貧困支援に向けたムードを高める必要がある。