今年の中国の税収17000億元超

 中国国家税務総局の金人慶局長は1225日「今年の中国の税収は昨年を約2000億元上回る17000億元に達する見込みだ」と語った。

 金局長は北京で開かれた全国税務会議で「中国の税収が2000億元前後増加するのは、税収増加額が初めて2000億元を上回った2000年以来3年連続だ。この5年間の中国の税収総額は64000億元で、その前の5年間の2倍余りに増えた。今年の税収が国内総生産(GDP)に占める割合は17%近くに達し、5年前より6ポイント近く上昇する」と述べた。

 また次のように強調した。来年と今後の一時期、中国は税収を持続的かつ安定的に増やすメカニズムを確立し、税収が経済成長と同じ歩調か経済成長を若干上回る歩調で増える状況を維持し、税収がGDPに占める割合を高めなければならない。来年の7%という経済成長目標は、税収を増やすための確固とした基礎を整えることになろう。来年の税収の増加は主に経済成長と徴税管理の強化に依拠しなければならない。努力すれば、来年の税収を増やす任務は達成できる。