2020年の中国の原子力発電の総出力は3000万KW

国家原子力機構国際合作司の張静司長は9月28日、2020年までに、中国の原子力発電総出力は2000万キロワットに達し、中国の発電量全体の4%を占めるものと予測されると発表した。張司長はこの予測が中国の原子力発電の研究成果であると強調した上で、中国政府が原子力発電を中心とする核エネルギーの平和利用を重視していると語った。

張司長によると、中国に大亜湾、秦山、田湾の三つの原子力発電基地があり、11基の発電ユニットがあり、そのうち、7つのユニットが稼動し、いままでの総最大出力は610万キロワットである。

2005年になると、中国の原子力発電の総出力は870万キロワットに達し、全国の発電量の3%前後を占めるという。