唐家セン国務委員、バーガーもと米大統領補佐官と会見

唐家セン国務委員は7月28日北京で、アメリカのバーガーもと安全保障担当大統領補佐官と会見した。

この中で、唐家セン国務委員は「中米双方の共同の努力の下で、最近両国関係は改善され、発展している。両国はテロ取締り、朝鮮核問題、経済貿易などの重要な分野で効果ある交渉や、協調、協力を進めている。とりわけ、胡錦涛国家主席はブッシュ大統領と密接なコミュニケーションを保っている」と述べた。

唐家セン国務委員はまた「中米両国の関係には妨害となる要素もあるが、これに双方が真剣に対処すべきだ。そのうちにもっとも重要で目立った問題は台湾問題である。アメリカ側が中米関係と両国の共同の利益を損なわないため、言動の一致を保ち、台湾への先進的な兵器の売却や、台湾との関係の格上げを中止し、『台湾独立勢力』に誤った合図を出さず、分裂を企てようとする気勢を助長しないよう希望する」と述べた。

これに対し、バーガーもと大統領補佐官は「台湾問題は敏感な問題であり、『一つの中国』の政策を支持する」と表明した。