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温家宝総理、福田康夫官房長官と会見 温家宝総理は8月10日、中日平和友好条約締結25 周年の記念イベントに参加するため北京を訪れた日本の福田康夫官房長官と会見し、「中日双方は、戦略的見地から二国間関係を把握し、歴史問題と台湾問題を含む関連問題を適切に処理し、互恵と協力を絶えず強め、両国関係の健全な発展を促していかなくてはならない」と強調した。 温家宝総理はその際、「中日双方は、両国の先輩の政治家による両国の持久的な平和友好関係を発展させるという断固たる信念と高い見地に立った見識を引継ぎ、中日平和友好条約の原則と精神を終始守り、これを基盤として、新しい世紀での中日関係を推し進めていくべきだ。また中日両国は一衣帯水の隣国であり、両国の政治的信頼、経済的協力及び両国国民の友好を強化していくことは、双方の根本的利益に符合する」と語った。 これに対し福田官房長官は、このたび日中平和友好条約締結25周年の記念イベント参加のため中国を訪問したことの意義を強調したあと「両国はこの条約締結のもつ重要な意義とその両国関係の発展に及ぼした重要な影響を改めて認識し、真剣に歴史に対処し、この条約の原則を堅持し、新しい世紀に両国関係を推進していくという政治的願いを確固たるものにした」と語った。
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