唐家セン国務委員、日本の内閣官房長官と会見

唐家セン国務委員は8月11日北京で、日本の福田康夫内閣官房長官と会見した。

唐家セン国務委員は福田官房長官が中日平和友好条約締結25周年を記念するため特別に中国を訪問したことに感謝の意を表わした。

唐家セン国務委員は「中日平和友好条約締結25周年を記念する目的は、条約の原則と精神を振り返り、両国の協力を深化させ、共通の利益を拡大し、21世紀における中日関係の新しい局面を創り出すことである」とし、「中日関係はちょうど今、過去を受け継ぎ、未来を切り開く大切な段階にあり、両国の政治家が未来に目を向けて高い見地に立ち、中日関係の発展方向を正確に把握し、いわゆる『中日共同声明』、『中日平和友好条約』、『中日共同宣言』という両国間の三つの政治文書の原則と精神に基づいて、歴史問題と台湾問題を適切に処理し、中日関係の健全かつ安定的な進展を推し進めなければならない」と強調した。

これに対し、福田官房長官は「日中関係には適切に解決されなければならない問題が存在し、千載一遇の発展チャンスにも直面している」と表明した。