「神舟6号」は定員3名の予定 制作関係者コメント

「神舟5号」の打ち上げ実験チームのリーダーを務めた、中国航天科技集団の許達哲副総経理は、このほど四川省で行われたインタビューで、「2年以内に、宇宙飛行士3人が『神舟6号』で7日間の宇宙飛行を行う予定である。現在の研究・開発の進展状況から見て、繰り上げて行う可能性もある」と表明した。

許副総経理は「神舟6号」について、「『神舟5号』と比較した最大の違いは、宇宙飛行士3人による7日間の宇宙飛行を想定していることだ。制作技術はソユーズ号と同等クラス。世界でも比較的進んだ帰還可能な宇宙飛行ツールとなる」と説明した。

許副総経理は、10月26日午後に成都市入りした。四川省では、四川航天工業総公司が請け負う「神舟6号」の一部システム工程現場で、実施前の準備作業を視察する。