回収型実験衛星の打ち上げに成功 国土調査などを実施

甘粛省にある酒泉衛星打ち上げセンターで11月3日午後3時20分、「長征2号丁」ロケットによる実験衛星の打ち上げが成功した。中国の宇宙事業分野では、20日間で3回の打ち上げ作業が成功したことになる。

今回打ち上げられたのは、中国が独自に開発した18基目の回収型衛星で、同衛星は18日間軌道を運行し、科学研究・国土調査・地図作成などと関係ある実験を行う。

西安衛星コントロールセンターの報告によると、衛星は予定通り軌道に乗り、順調に運行している。搭載された機器も正常に作動している。同センターは引き続き衛星の追跡、測定、軌道コントロールを行うとともに、回収作業に備える。