世界最大の建設機械メーカー、対中投資追加

世界最大の掘削機械と建設機械メーカーのキャタピラー社が、中国の山東エンジニアリング機械有限公司と協力し、対中投資を追加する予定である。

提携計画の第一歩として、キャタピラー社は11月5日、山東エンジニアリング機械有限公司と覚書を締結した。同社は、中国で近代的な研究開発センターをつくる計画を立てた。ボタン氏の話によると、中国政府の批准を得て、実行可能性の調査を終えれば、投資追加に関する交渉に入る。

同社のアジア太平洋地域業務担当者である楽文礼副社長の話によると、提携の方式は交渉の席で決められる。ボタン氏の話によると、投資追加の目標は、中国市場で効果的に成長し、販売を促進し、今後10年内に売上を300億ドルに増やすために貢献することである。同氏の話によると、研究開発センターの設立を通じてより多くの技術と製品を中国市場に導入し、キャタピラー社が研究開発センターの投資と管理を担当する。また、在中業務を金融、リースと中古機械にまで拡大し、最近の重点は、物流サービスである。