胡錦涛主席、クリントン前米大統領と会見

胡錦涛国家主席は11月10日、北京訪問中のクリントン前米大統領と人民大会堂で会見した。

胡主席は、中米関係の改善、発展の推進に尽くしたクリントン氏の功績を称え、「中米両国は世界に影響力を持つ大国として、一部の問題で相違はあるものの、幅広い共通利益を持っており、交流と協力を強化しなければならない」と強調した。

これに対し、クリントン氏は米中間の長期のパートナーシップ構築を強く支持し、一つの中国の政策を固く支持するとともに、中国の世界貿易機関(WTO)加盟が両国民に利益をもたらすとの考えを表明し、国際問題と地域問題の平和的解決に向けた中国の積極的な努力を高く評価した。