商務部、日本産化学原料の反ダンピング課税を決定

商務部は11月22日、ポリウレタンの主要原料となる日本、韓国、米国原産のトリレンジイソシアネート(TDI)のダンピングを認定し、反ダンピング課税措置を取るとの最終決定を行った。

輸入TDIをめぐって、中国国内業界の申し立てを受けて当時の対外貿易経済合作部は2002年5月22日に日本、韓国、米国産TDI(型号TDI80/20)に関するダンピング調査を始めた。商務部は今年6月10日にダンピングを認める仮決定を行った。今回の最終決定では、中華人民共和国反ダンピング条例の規定および調査結果に基づいて、ダンピングと実質的損害の事実、両者の因果関係が認定された。