中国、小沢氏の核武装発言を批判

 章啓月外交部スポークスマンは48日北京で、記者の質問に答え、「自由党の小沢一郎党首が6日発表した談話は挑発的な言論であり、中日両国人民の願いに背くものだ」と批判した。

 「自由党の小沢党首は6日の談話で、軍備拡充に力を入れていると中国を攻撃し、日本が核兵器をつくるのは簡単で、軍事面では中国に負けないと公言したが、これについてコメントしてもらいたい」との求めに応じ、章報道官は次のように指摘した。

 小沢一郎氏の講演は挑発的な言論であり、古い冷戦思想を反映した典型な言論である。中日両国が国交正常化30周年を祝っているときに、このような無責任な言論を発表することは、平和発展の道を歩もうとしている日本の多くの人民の願いと子々孫々の友好を求める両国人民の願いに完全に背くものである。