中国と国外の資金管理公司が協力を開始

唐元かい

 最近、中国政府は一部の中外合資の資金管理公司の設立を認可し、これらの合資公司の資金調達により大きな自由を与える予定である。

 中国証券監督管理委員会主席の周小川氏は、中国は資本市場をいっそう大きく対外開放するが、「これは中国のWTO加盟時の約束であるだけではなく、これにもまして中国経済発展の内在的要求である」と語った。

中国に進出する国外の企業

 広大なの中国市場が国外の資金管理機構に対し強大きな吸引力をもっているのは明らかである。世界の多くの大手金融会社がわんさと押しかけてきて、中国に自分の商業帝国を築き上げることに着手している。

 報道によると、ヨーロッパ、アメリカ、カナダなどから約20社の資金管理会社と銀行が中国に来て、中国と協力する最もよいルートを探し、そのほとんどは中国の企業と協力取り決めを結んだ。これらの会社と銀行の中に、オランダのABN Amro 、フランスのCredit  Lyonnacse、ドイツのDeutsche HSBC、JPもrgan FlrmingBank of Montreal、Sohrodersなどがある。 

 中国の金融管理者は、中国の共同基金が中外双方の協力管理の下で成長するように希望している。

 中国の普通の投資家と管理者は、外国の資金管理機構と外国銀行の中国共同基金への参与を歓迎し、中国市場に進出した国際資金管理会社が厳格な行政管理手段、科学的な経済決算の経験、市場と銘柄の発展意識およびセールスのアフターサービスなど現代経済管理の理念をも同時に中国に導入することを期待している。

 20008月、中国の関係機構が約5年近くも考察した香港嘉登福来明資産管理公司は上海華安資金管理委員会と技術的な協力取り決めに調印し、華安資金管理委員会と共同で業務を発展させ、現れるかもしれない開放的資金を管理することになった。華安資金管理公司のある部門経理は、「これらの資金管理機構と協力して、われわれは国際資金管理経験をより多く学び、国際と区域間で発生したすべてのことを深く理解できる」と語った。

順に追って漸進する

 資本市場を開放するとき、中国政府はまず慎重な試験的プロジェクトで新政策の実行可能性を確め、そのあとで全面的に実施するという過去20余年の改革実践で採用した手法を取って、そのため、中国は国外資の金管理会社が直接中国市場に進出し、自分の会社を設立するのを許さず、一部の有名な国際企業が国内の機構と協力することを認可した。

 周小川氏は、中国の資本市場は発展の過程で終始対外開放を非常に重視し、中国証券監督管理委員会は中国政府がWTOに加盟する時に行った約束に基づいて関係ある開放事務を急いで処理し、同時に国際資本の流動、資本市場の協力、資本市場の整合などの趨勢を密接に関心をもち、この枠組みの下で、将来のさらなる開放を考慮すると語った。

 聞くところによると、今年、中国政府は中外合資の資金管理公司を管理する新たな法律を制定するという。

 昨年12月中旬、中国が正式にWTOに加盟してから、外国企業はすぐさま中国の資本管理公司で三分の一の株式を保有することができるようになり、WTO加盟後の3年内に、これらの株式保有者の株式保有者は49%に上昇する。

 関係筋によると、3年後、外国側が33%の株式を保有する中外合資基金管理公司はA株、B株、H株入たく販売を許される。

 証券市場と同じように、中国の資金管理産業はあまり成熟しておらず、中国と協力する一部の国外資金管理企業もそれなりの心配がある。一部の企業は、市場ルールの成熟と完備がわりに長い時間がかかると見ている。

 今年公布された合資企業管理の新しい法規によると、国外の企業は中国の資金管理市場に進出するとき、既存企業の株式を購入する方式で国内の資金管理公司と協力することができ、国内の証券公司あるいは銀行との協力を選ぶこともできる。一部の外国企業の中国との協力は目下協議の段階にある。