中国の青年100人が訪日

 中国各地の青年100人が522日から、3週間の日程で日本を交流訪問する。

 この中日両国の青年交流促進を目的とする活動は、日本国際協力事業所が組織したもの。日本国際協力事業所中国事務所の桜田幸久所長は「この『日中青年友情計画』と呼ばれる活動は、1987年に実施されてから1444人にのぼる中国の青年を日本に招いており、日中両国の青年から歓迎されている」と説明した。

 また「今年は日中国交正常化30周年にあたる。この30年の間に、日中関係は摩擦や曲折を経験してきた」と語り、この活動が両国青年の相互理解と友情を深め、日中関係の促進に積極的な役割を果たすよう期待を表明した。

 中国の31省・直轄市・自治区の青年100人は、中華全国青年連合会が推薦したもので、522日から613日まで、3週間の日程で日本を訪問する。日本滞在中、訪問団のメンバーは、グループに分かれて日本各地を訪問し、関連分野の交流・参観活動に参加する。また訪問団は日本の青年との合宿に参加し、一般家庭に民宿する。