日本首脳の非核転換発言に中国が驚きを表明

 孔泉・外交部スポークスマンは63日北京で、日本が核兵器を保有しても、憲法上問題ない、との日本政府首脳の発言について「日本政府が核問題で国際社会に対して行った厳粛な約束に背くものである」と語った。

 記者からコメントを求められ、孔スポークスマンは次のように語った。平和と発展が時代の主流となり、国際的な核軍縮が絶えず進展を収めている今日、日本政府首脳が、そのような発言をしたことに驚いている。

 また次のように述べた。日本は現在も「非核3原則」を推進し、核問題で国際社会に厳粛な約束も行っている。上述の発言が、これらの約束と原則に背いていることは明らかで、日本国内で幅広い排斥にあっており、平和を愛するアジアの近隣国と世界各国の重大な関心を招かざるを得ない。日本人民が自国の根本的利益から出発し、正しい判断と選択を行うものと信じている。