中国の外貨預金・貸出とも増加　

　中国人民銀行が6月18日に発表したデータによると、中国の外貨預金が着実に増え、外貨貸出もかなり増えている。

　5月末現在、国内金融機関の外貨預金残高は1436億3000万ドルで、前年同期を2.5％上回った。うち企業預金が488億7000万ドルで、貯蓄性預金が前年同期比12.9％増の855億4000万ドルだった。

　1〜5月、外貨貯蓄性預金額は39億6000万ドルで、前年同期より16億5000万ドル増えた。うち定期外貨預金が28億ドルで、15億6000万ドル増えた。

　5月末現在、国内金融機関の外貨貸出残高は973億5000万ドルで、前年末より35億7000万ドル、前年同期より62億7000万ドル増えた。うち短期貸出残高が297億9000万ドルで、前年末より29億ドル、前年同期より41億9000万ドル増えた。中長期貸出残高は332億4000万ドルで、前年末より4億2000万ドル、前年同期より13億5000万ドル増えた。海外で調達した資金の転貸残高は215億7000万ドルで、前年末より1億1000万ドル、前年同期より6億3000万ドル減った。