外交部 法輪功関連決議案の米下院通過に反発

 外交部スポークスマンの孔泉氏は725日の記者会見で、中国による法輪功の“迫害”の中止を求める決議案が米下院議会を通過したことについて、強く非難し、次のように記者の質問に答えた。

 決議案は事実関係を無視しており、法輪功を野放しにし、中国政府と中国の駐米外交官を中傷するものだ。決議案が米下院議会を通過したことに対し、強い憤りを表明する。

 中国政府は法律に従って法輪功を取り締まり、少数の犯罪分子は法で処罰、大多数の法輪功参加者には教育を施している。国民の基本的人権と自由を保障し、憲法と法律の尊厳を守るためで、すべての中国人民の支持を得ている。

 われわれは何度も、米議会の一部の人たちに対し、法輪功の邪教の本質と、中米関係や両国民の友情を破壊しようとする政治的陰謀を見極めて、中国内政に干渉しないよう忠告した。また、米国政府に申し入れを行い、決議案に対する断固反対の意を伝えた。