親愛なる読者の皆さん

 中国の経済発展状況はこのほどまた世界の注目を集めた焦点の一つとなっている。広範な発展途上国は中国経済の持続的かつ安定的に成長することにとって、自然に始めから終わりまで心からの喜びと祝賀の意を表し、ある国は、中国の今日が彼らの明日であり、自国の実際を結び付けて中国が経済を発展させる若干の経験を参考にし、自国の経済を発展させていくとさらに見ている。西側先進国の経済界の有識の人びとは、中国経済の発展のすばらしい勢いに対して、引き続き濃厚な興味をも持ち、これをチャンスである中国と協力を拡大するチャンス、中国の市場におけるより多くのシェアを占め、より多くの利益を獲得するチャンスと見なしているからである。しかし、西側諸国の中国に対する友好でないごく少数の人は逆にこう見ているのではない。彼らの中の人は歯も根もなく「中国の発展は偽りのものだ」、「中国の統計データは誇張されたものだ」などの言論を散布し、彼らの目の中で、中国の改革・開放の20余年来始めから進歩しておらず、発展していないようである。もう一部の人は「中国は危機に包囲され、中国は間もなく崩壊する」といっそう推論して言った。これは上述の言論よりさらに人騒がせなものである。これらの言論について、最もよい答えは事実である。本誌は先頃関係記事を載せて披露を行った。読者の皆さんにより多く、より正確な状況を取得するため、われわれは本号の中心議題欄で記者レセプションにおける国家統計局の邱曉華副局長の答えを掲載し、中国の改革・開放以来、特ここ数年の発展状況をより具体的に、より正確に描き出し、その中からわたしたちは中国の将来の発展の趨勢を透視し、予測することができる。中国人かそれとも外国人であろうと、客観的な、公正な目で問題を観察しさえすれば、いずれも正確な結論を出すことができる。

 もちろん、客観的な報道を自己の責任とするメディアは、中国経済の成果を正確に報道するとともに、中国の経験建設の中で存在されている問題、例えば経済構造調整の困難、製品の質と経済効果が理想に合わず、従業員の一時帰休、失業がもたらした就職問題、社会の安定問題などを覆い隠せず、適時に報道すべきである。これらの問題の出現は経済体制改革の中で伴わなければならないが、わたしたちの報道を通じて政府と社会全体の重視を引き起こし、有効なルートを適時に探して改進と解決を行うことにある。

 

北京週報社社長    林良旗

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