江沢民国家主席、北京でホーキング教授と会見

 江沢民国家主席は819日、北京の中南海で、北京国際弦理論会議に出席するため訪中したホーキング教授ら世界的に有名な外国の科学者と会見した。 江主席は、まずホーキング教授らの訪中を熱烈に歓迎し、ホーキング教授が科学と人類のために大きな貢献をしてきたことを高く評価した。また「中国政府は科学者の独特な感性と革新精神を非常に尊重しており、科学者の開拓的な科学研究を奨励している。科学法則の発見は社会生産力の発展を推進する面で大きな役割を果たすことになる」と強調。「北京国際弦理論会議の成功を願っている」と表明した。

 ホーキング教授は「1985年に続いて訪中できたことを喜んでいる。この17年間に中国が収めた大きな進歩が深い印象として残った。中国は今後も基礎科学を重視する伝統を維持すべきだ。若手科学者が科学研究に身を投じるようにするのは、基礎科学に依拠しなければならないからだ。50年後に、中国が世界の科学界をリードする国家になるものと確信している」と述べた。