李瑞環政協主席、在中国日本企業代表団と会見

 中国人民政治協商会議全国委員会の李瑞環主席は93日午前、北京の人民大会堂で北京での「中国対外資企業政策交流会」に出席の山本英勝、坂下重信両氏をはじめとする在中国日本企業代表団と会見し、記念写真を撮った。

 李主席はまず交流会の開催に祝意を表し、「根本的に言って、中国の改革・開放政策が変わることはない。これは中国の発展の道、強国への道だからだ。われわれは主観的に常に、わが国の対外政策が双方の利益、協力にますます役立つものになるよう希望している。しかし、それぞれ具体的な立場、見方、利益が異なり、一部の問題に対する認識、政策が一致しないことは正常なことである。今回のような政策交流会は状況を伝え合い、理解を増進し、政策を整備し、協力を促すうえで、重要な意義があり、今後、続けて開かれることを希望する」と述べた。

 また「中国と日本は隣国で、友好関係には長い歴史がある。今年は中日国交正常化30周年で、われわれはこの意義ある年を共に記念している。われわれは中日の経済界がこれまでの成果を一層固め、発展させ、経済・貿易協力を深く進め、各方面の友好交流を促進し、両国人民の子々孫々にわたる友好を推進することを希望している」と述べた。

 中国対外資企業政策交流会は中国人民対外友好協会、中国黄河経済発展研究会と在中国日本商工会議所などの共催。中国人民対外友好協会の陳昊蘇会長、中国黄河経済発展研究会の柴沢民会長が同席した。