杭州、「西湖博覧会の旅」を売り出す

 10月開催の西湖博覧会を迎えるために、有名な観光地の杭州は先日「西湖博覧会の旅」を売り出した。

 「西湖博覧会観光の旅」はフリーコースで、集団で西湖博覧会を参観するほか、西湖博覧会開幕式、西湖国際花火大会、西湖花卉展示会など西湖博覧会のイベントに参加する。

 「西湖博覧会観光の旅」の最も特色あるコースは、雷峰塔――万松書院――胡雪岩旧居――呉山城閣――清河坊古街――西湖博覧と中国茶博物館――胡雪岩旧居――胡慶余堂漢方薬博物館――中国シルク博物館――西湖博覧会の二コースである。

 そのほか、業界に喜ばれる「西湖博覧会考察コース」も売り出される。例えば、竜井山園や梅家?茶村、中国茶博物館などを考察する中国国際茶博覧交易会を主とする「茶韻」コース、杭州の有名な屋敷や西湖の南部、旧い市街地の改造などを見学する住居環境の展示を主とする「住まいの夢」コースなどがそれである。

 西湖博覧会観光活動部の責任者によれば、現在、「西湖博覧会の旅」の各コースのPRに参与する旅行社は20社にのぼっているという。