日中国交正常化30周年記念切手が発行

本誌東京特派員  賀 雪鴻 

 日中国交正常化30周年記念切手が913日に日本で発行している。この記念切手は二枚からなり、中国人画家であるケ林さんの作品「紫藤花」と王傳峰さんの作品「源遠流長」を取り入れて作られたのである。「源遠流長」は金魚と30枚の桜の花から構図され、中日交流の長い歴史と国交正常化30周年を象徴している。「紫藤花」は、中日両国が相互依存し、子々孫々友好していこうという願いを表現している。日本が日中国交正常化記念切手を発行することは、このたびが四回目であるが、二枚セットの図面ともに中国画家の作品を取り入れたのは初めてである。

 発行当日の夜、中国大使館は館内ホールで、記念切手発行祝賀レセプションを行い、片山虎之助総務大臣、林義郎日中友好議員連盟会長ら各界の人々100人が出席した。

 武大偉大使は挨拶で、記念切手の発行は両国人民の相互理解と友情の促進、中日友好事業の発展に積極的な役割を果たすだろうと、語った。

 レセプションで、宋健中国全国政治協商副主席・中日友好協会長と平山郁夫日本中国友好協会長からの祝賀メッセージを読み上げられた。