中華人民共和国成立53周年・中日国交正常化
30周年記念レセプション開催

         本誌東京特派員  賀 雪鴻

 中華人民共和国建国53周年を祝い、中日国交30周年を記念するため、中国駐日本国大使館は95日に、東京・ホテルニューオータニで盛大なレセプションを開催した。日本各界の人々と在日華僑、中国留学生の代表2000人が参加し、歓談を交わしながら喜びを分かち合った。

 武大偉大使は挨拶で、国交正常化のために「井戸を掘った」先駆者たちを偲び、長年来中国を理解し、支持してきた方々と中日関係の健全的発展のためにご情熱、ご知恵とご辛労を捧げた友人の皆様に感謝の意を表した。

 デンマーク首都コペンハーゲンで行ったアジア欧州会議首脳会合を終えて帰国したばかりの小泉首相および中曽根康弘元首相、川口順子外相、平山郁夫日中友好協会長は来賓としての挨拶で、中国の経済発展を評価し、日中関係の永遠な発展、そしてアジアと世界の平和を祈った。

 訪日中の許嘉路中国全国人民代表大会常務委員会副委員長と陳錦華中国人民政治協商会議全国委員会副主席一行も記念レセプションに出席した。

 「ご来場の友人の皆様のご健勝とご活躍、そして永遠な中日友好を祈りたいとともに、日本が一日も早く不況から脱出し、経済の振興を実現するようと期待している」と許嘉路副委員長が挨拶した。