中国の外資系企業41万社に

 今年8月末現在、中国が設立認可した外資系企業は411495社、外資利用契約額は80759800万ドル、外資利用実績は42966500万ドルに達した。対外貿易経済協力省の最新統計で明らかになった。

 外資系企業は中国の国民経済の中でますます大きな役割を果たしている。昨年、外資系企業からの税収は全国の税収全体の19%前後、工業生産額(付加価値ベース)は全国の24%、輸出額は50%を占めている。外資系企業による銀行の外貨決済黒字額が全体の78%を占め、国の外貨準備増加額の73%を占めた。

 現在、外資系企業の直接就業者数は約2300万人で、全国の都市労働人口の10%以上を占めている。

 多くの外資系企業の設立、操業は中国の国民経済の急速、健全な発展を強力に促している。先進的、適正な技術と管理経験を導入し、より多くの就業機会を創出し、高い資質の人材を多数育成し、同時に中国のハイテク産業の発展を加速し、中国経済のグローバル化程度と世界経済との一体化を深めている。

 外資の直接投資を大量に導入することは中国の社会主義市場経済体制の確立と整備を促し、国の財政収入と外貨収入を増やし、対外経済・貿易の発展を加速し、経済の国際競争力を高め、本土と香港、マカオ、台湾との経済・貿易関係と人の往来を緊密にした。