唐家セン外交部長、国連事務総長と会談

 唐家セン外交部長は1014日、北京で国連のアナン事務総長と会談した。双方は国連の役割を強化する問題や国連改革、イラク問題、中東問題、アフガニスタン問題など重要な国際問題と地域問題について意見を交換し、共通認識に達した。

 唐外交部長はイラク問題に言及し、「イラク問題は国連の枠組みの中で政治的に解決すべきだ。安保理事国は現在、イラク問題の協議を急いでおり、国連の兵器査察担当官が早期にイラクに戻り、効果的な活動を展開できるよう、理事国の協議が合意に達することを願っている」と強調した。

 アナン事務総長は唐外交部長の見解に全面的に賛同し、国連に対する中国の長年にわたる支持に感謝し、国連が重要な地域問題を解決する面で一層大きな役割を果たせるよう、中国が今後も国連を支持することを願っていると表明した。