中国の上半期国際収支良好 経常、資本ともに黒字 

 中国の国際収支は今年上半期も引き続き経常勘定、資本・金融勘定ともに黒字となり、準備資産は着実に増え、国際収支の全体的状況は良好だった。国家外国為替管理局が17日発表した統計数字で明らかになった。 それによると、上半期の経常収支は1363000万ドルの黒字だった。国際収支枠で計算すると、上半期の貨物輸出は14334100万ドル、輸入は12262100万ドルで2072000万ドルの黒字、サービスの受け取りは1809900万ドル、支払いは2242500万ドルで、432600万ドルの赤字、収益の受け取りは434600万ドル、支払いは1284300万ドルで、849700万ドルの赤字、経常移転受け取りは609100万ドル、支払いは35900万ドルで、573200万ドルの黒字だった。

 上半期の資本・金融収支は1224700万ドルの黒字だった。うち新規外国直接投資は2458000万ドルで、中国の資本流入の主要な方式となった。

 国際収支の全体的黒字の中で、国際準備資産は着実な伸びを続けた。上半期の準備資産は3114700万ドル増加、うち外貨準備は昨年末より3059900万ドル増え、24276300万ドルとなった。人民元相場は引き続き安定していた。