中国のGDP、今年10兆元突破が有望

 国家統計局の邱暁華副局長によると、今年以来、中国の国民経済は持続的、加速、健全な成長の勢いを保ち、情勢は全体として予期よりすばらしく、昨年よりよくなっている。1月から9月まで、GDP71682億元で、不変価格で計算すると、前年同期より7.9%増えた。そのうち、第一次産業の増加額は3%増の8959億元、第二次産業は10%増の38168億元、第三次産業は6.6%増の24555億元である。

 国の内需拡大政策と市場駆動の二重の作用の下で、今年の経済はいっそう安定して成長し、前年同期と比べて、第1・四半期、第2・四半期、第3・四半期はそれぞれ7.6%、8%、8.1%増加した。工業生産、市場販売、輸出入貿易も四半期ごとに成長加速の趨勢を呈している。これは、中国経済成長の基礎がいっそう強固になったことを示している。

 現在、中国経済成長の内在的原動力が絶えず増強され、効果ある各項のマクロ・コントロール政策が経済の成長をいちだんと促している。引き続き各項の政策をりっぱに実行し、各種の矛盾を適時に解決しさえすれば、年間の国民経済は良好な発展の局面を保ち、GDP総量は10兆元の新たな段階に上がり、歴史的な突破を実現することが有望である。

 中国――EU協力パートナー商談会、北京で開催

 中国国際貿易促進委員会とEU委員会が協力して組織した「中国――EU協力パートナー商談会」は200211782日北京の中国国際展覧センターで開催される。

 今回の商談会は中国とEUの最初の大規模な協力である。EUからドイツ、イギリス、フランス、イタリア、オランダなど15の加盟国の400社の企業が商談会に参加し、中国側は600社が参加し、総人数は3000人に達すると予想される。

 今回の商談会は情報技術、環境保全、食品と飲料、機械設備、工事補助、金属製品、電気機械・器材の7大種類の56業種に及んでいるが、これらの業種はいずれも中国とEUが共に関心をもち、優先的に発展させる業種である。企業の商談は相互貿易と投資、合資企業と合作生産、技術譲渡、経済技術協力、製品と技術の共同開発プロジェクト、市場経営販売の協力などの内容を含んでいる。

 対外貿易経済合作部ヨーロッパ司の施建新司長によると、中欧の経済貿易協力は大きなビジネスチャンスと発展の潜在力をひめている。ヨーロッパは中国が市場多元化戦略を実施する重要な地域で、中国の対外経済貿易の中で、ヨーロッパ諸国との経済貿易協力の規模は絶えず拡大され、中欧双方の経済貿易の相互依存度はいっそう高くなっている。今年の上半期、中欧貿易額は4989000万ドルで、そのうち、中国の輸出は2539000万ドル、輸入は245億ドルで、前年同期と比べてそれぞれ7%、74%、66%増え、EUは中国3番目の大貿易パートナーとなった。今回の商談会は中国とヨーロッパ諸国の商業貿易協力をさらに促進する。

  第6回北京・香港経済協力セミナー商談会、香港で開催

 第6回北京・香港経済協力セミナー商談会は102930日の2日香港で開催される。

 商談会では、北京は261件の協力プロジェクトを提出し、総投資額は約2076800万ドルに達する。そのうち、五輪プロジェクト、補助施設などの建設企画は今回の商談会の重点的な推薦プロジェクトとなっている。

 北京市政府の唐竜副秘書長によると、今回の会議のテーマは「北京・香港が協力して共に栄える」である。セミナーには北京と香港の政府官員、専門家・学者、企業家、多国籍企業の代表など各界の人士400余人が出席し、五輪経済セミナー、特定テーマセミナー、プロジェクト説明会、企業家フォーラムなど20余回の活動が行われる。会議期間に、北京市は初めて香港で高級人材招聘会を開き、管理、医療・衛生、金融、製薬などの各業界が285人を招聘する。

 香港貿易発展局大陸部総代表の朱英総氏によると、香港は北京の重要な協力パートナーで、いままでに、香港が北京に設立した外資系企業は6491社、契約ベースの外資金額は1635000万ドルに達し、それぞれ北京市外資系企業の362%、449%を占めている。

 北京・香港経済協力セミナー商談会は1997年から毎年一回開いており、これまで五回開催した。