中国共産党、第15期中央委員会第7回全体会議を開催

 中国共産党第15期中央委員会第7回全体会議は113日から5日まで北京で開かれた。

 会議は中国共産党中央政治局が主宰し、江沢民総書記が重要な講話を行った。

 会議は、中国共産党第16回全国代表大会が118日北京で開催されることを決定し、同大会に提出する報告と『中国共産党規約(改正案)』を討議、採択し、同大会に審議を求めることを決定した。

 会議は「中国共産党中央紀律検査委員会の王雪氷問題についての審査報告」を審議、可決し、王雪氷の中央委員会委員候補を罷免し、党から除名することを決定した。

 全体会議は中国共産党第15回全国代表大会以来の5年間の活動を総括し、1989年の中国共産党第13期中央委員会第4回全体会議以来の改革・開放と社会主義現代化建設の歴史的進展を振り返り、この13年間に、国際情勢の変化が激しく、中国の改革・開放と社会主義現代化建設が大きな発展を遂げ、江沢民主席を核心とする第三世代の中央指導者グループは、ケ小平理論の偉大な旗印を高くかかげ、全党と全国各民族人民を団結させ、彼らを率いて、中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議以来の路線を揺るぐことなく堅持し、従容として各方面からの困難とリスクに対処し、改革・開放に歴史的突破を遂げさせ、総合国力を大幅に増強し、祖国の平和統一事業を大いに推進し、国民の生活を全体として衣食に満ち足りる状態からまずまずの状態への歴史的飛躍を実現させ、中国の特色をもつ社会主義建設事業の斬新な局面を切り開いた。この13年間にあげた大きな成果は、かならずや中華民族の偉大な復興の輝かしい歴史に記入されるであろう。この13年間に積んだ貴重な経験は中国の特色をもつ社会主義建設事業に対し長期にわたる指導的意義をもっている。

 会議はケ小平理論および「三つの代表」という重要な思想を導きとして、新世紀に党が直面する国内外情勢と党が担っている歴史的任務を全面的に分析し、中国の新世紀における新たな段階における改革・開放と社会主義現代化建設の若干の重要な問題について突っ込んで討議し、中国共産党第16回全国代表大会開催のために十分な準備を整えた。