江沢民、李鵬氏ら、中国共産党第16回大会の
グループ別討論に参加

 江沢民氏は119日、共産党第16回大会のグループ別討論に参加し、「中国共産党は、その指導方式と各制度の健全化を絶えずはかり、力を合わせて奮闘するという状態の全社会での形成に努めていかなくてはならない」と強調した。

 江沢民氏はその際、共産党の指導を強化し改善してゆき、共産党の指導する改革開放と現代化建設の能力とレベルを絶えず高めると同時に、人民代表大会、政府、政治協商会議と民間団体の役割を充分発揮させ、広範な共産党員と幹部の模範的役割及び広範な人民大衆の積極性と創意性を充分発揮させ、力を合わせて奮闘するという状態を全社会での形成に力を入れていかなくてはならない」と述べた。

 また李鵬氏も、同じくグループ別討論に参加し「江沢民総書記の16回大会開幕式での報告は、中国共産党がいくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げ、中国の特色をもつ社会主義事業の新しい局面を切り開いていく上での指針である」と強調した。

 李鵬氏は、その中で「法に基づき国を治め、社会主義の法治国家を築いていくことは、いくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げる上での重要目標であり、社会主義の民主政治を発展させ、社会主義の政治文明を築き上げていく上での重要な内容である。憲法と法律は共産党の主張と人民の意思を相統一して表したものであり、如何なるものも、憲法と法律の上に立ってはならない」と述べた。