李瑞環氏、「広範な人民大衆の利益を代表することを
共産党活動のすべてに」

 118日開幕された共産党第16回大会は、9日グループ別討論に入ったが、李瑞環氏は天津代表団の討論に参加し「広範な人民大衆の根本的利益を代表することを共産党の活動のすべてとすることは、中国共産党の性質と主旨が決めたものであり、これは中国共産党が生存し、成長していく上での基盤である」と強調した。

 李瑞環氏はその際、「江沢民氏が大会開幕式で行なった報告は、この13年来の中国の改革開放と現代化建設での基本的経験を締めくくり、「三つの代表」という重要思想のもつ全般的要求の実施を打ち出し、いくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げるという広大な予想図を描き挙げ、中国の経済、政治と文化の建設及び体制改革の主要任務を明確にしていることから、全共産党員はこれを真剣に学び、実施に移していかなくてはならない」とのべたあと、広範な人民大衆の利益を代表して真に効果のある活動を行ない、大衆からの監督を受け、改革、発展、安定と大衆の利益との関係を正しく解決していくよう各指導的幹部に要求した。