第16回党大会、チベットの発展状況について説明

　中国共産党第16回全国代表大会は11月12日午後、第3回記者会見を開き、チベット自治区共産党委員会の熱地常務副書記がチベットの発展状況について記者の質問に答えた。

　――　共産党の第13期中央委員会第4回会議以来、チベットの経済・社会にはどのような成果が見られたか。

　1990年から2001年にかけ、自治区では11.3％の経済成長を記録している。2001年の食糧生産は1990年比61.5％増の98億2500万トン、道路延長距離は同1万4千キロ増の3万6千キロ、発電能力は同20万5千キロワット増の36万8千キロワット、プロセス自動制御電話交換機は同22万8200台増の24万4千台となった。ラジオ・テレビの人口カバー率はそれぞれ81.7％（1990年比55.7％増）、80.1％（同45.1％増）で、農牧民の平均純収入は1990年の2倍以上に増えた。平均寿命も1950年代には35歳だったが、現在は67歳に達している。