中国共産党第16回全国代表大会、北京で閉幕

 中国共産党の第16回全国代表大会は1114日午前北京で閉幕し、江沢民氏がこの大会を主催し、重要な談話を発表した。

 今大会に参加した2100人余りの代表は、無記名投票で198人の委員と158人委員候補からなる第16期中央委員会と、121人の委員からなるあたらしい中央規律検査委員会を選出した。

 また、大会では、江沢民氏が第15回中央委員会を代表して行った「いくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げ、中国の特色のある社会主義事業の新局面を切り開こう」と題する報告に関する決議を採択したほか、「中国共産党党規約修正案」についての決議も採択された。

 更に江沢民氏が談話を発表し、「今大会は非常に成功した。今大会は、団結の大会であり、勝利の大会であり、奮闘努力する大会である。大会は新しい中央委員会を選出し、党の中央指導グループは古参と若手の交替を順調に行った。今大会は、すべての共産党員と全国各民族人民を必ず大きく励まし、時代とともに進み行き、革新に努め、中国の特色のある社会主義の偉大な事業をこれまでどおり促していくに違いない」と述べた。