中国外交部、イラクにレイダーを転売することはないと強調

 孔泉外交部スポークスマンは1126日北京で記者会見を行い、「中国政府は一貫して国連安保理のイラク制裁の関連決議を厳格に履行しており、イラクにレイダーを転売することはまったくない」と強調した。

 孔泉スポークスマンはまた、NATO拡大についてコメントし、「中国はNATOが自らの発展を求めると同時に、すべてのヨーロッパの国々の関心と利益を考慮し、NATO拡大が真にヨーロッパひいては全世界の平和と安定にプラスとなることを希望する」との態度を表明した。

 同じく26日の記者会見で、孔泉スポークスマンは、江沢民国家主席の招きに応じて、ロシアのプーチン大統領が121日から3日にかけて、中国を訪問することを明らかにした上で、「今回の訪問は非常に重要なものであり、中ロ両国のこれからの関係発展に重大な影響を与えるだろう」と述べた。