江沢民国家主席、プーチン大統領と会談

 中国の江沢民国家主席は122日北京でロシアのプーチン大統領と会談し、両国関係および当面の国際と地域情勢について意見を交換し、また、多くの問題で見解の一致に達した。

会談後、江沢民国家主席とプーチン大統領が共に「中国・ロシア共同声明」に署名した。

 調印式の後、両国の首脳が共同で記者会見し、ここ数年来の両国関係の発展を高く評価した。

 その中で、江沢民国家主席は「中国は『中国・ロシア善隣友好協力条約』で現されている両国が永遠に「善隣」「良い友」「良いパートナー」になるという戦略的な思想を確保し、また新しい情勢の下で貫徹するため、ロシア側と共に努力していきたい」と述べた。

 これに対して、プーチン大統領は「このほど閉幕した中国共産党の第16回全国代表大会は、中国の政治と社会において時代を画する大きな意義のあることであり、中国の今後の発展方向を明確に制定した」との考えを示した。

 このほか、両国の首脳はいずれも、世界の多極化や国際関係の民主化を主張する立場を示した。