親愛なる読者の皆さん

 今号の記事を読んだ人は、中国人がいよいよ世界に出かけ、中国が外国とますますうまく付き合っているという深い印象を受けることだろう。

 前の一句が言っているのは中国の一般大衆であり、彼らは改革・開放の中でちくじ豊かになり、世界各国を訪れ、視野と見聞を広め、知識を増やし、外国の友人をつくる考えが芽生えているが、これは前世紀の70年代では考える勇気のないことである。30年足らずの間に、中国人は鎖国状態から抜け出して世界に向かうことは、奇跡であると認めざるを得ない。中国人は各国を観光して、世界各国の人々との交流を空前に密接にし、相互理解と有無相通じることを促した。歴史上、中国庶民の外国人との交流は、主に中国を訪れた少数の外国人との接触を通じて実現したもので、非常に限られたものであった。いまでは、中国人は自費で世界各国を訪れており、これは中国人の懐が暖かくなったことを物語っているばかりでなく、中国人が世界に学ぶ度量と行動をも示しており、歴史的転換の意義があると認めないわけにはいかない。

                                        編集長 林良旗

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