小泉首相の靖国神社参拝、中日関係の政治的基礎損なう

 劉建超外交部スポークスマンは1225日「日本の指導者がA級戦犯を合祀した靖国神社を参拝すれば、戦争で被害を受けた国の人民の感情を再び傷つけ、中日関係の政治的基礎を損なうことになろう」と指摘した。

 小泉首相が来年も靖国神社を参拝すると表明したことについて、劉スポークスマンは記者の質問に次のように答えた。来年は中日平和友好条約締結25周年にあたる。これを契機に双方は両国関係を一層発展させるべきだ。日本の指導者がA級戦犯を合祀した靖国神社を参拝すれば、戦争で被害を受けた国の人民の感情を傷つけ、中日関係の政治的基礎を損なうことになろう。われわれはそれを望んでいない。

 また次のように強調した。日本側が「歴史を鑑に、未来志向の立つ」精神に沿って、問題を適切に処理することを望んでいる。

 小泉首相は24日「(来年の)適切な時期に、靖国神社を参拝する」と表明した。