広東省、海外投資外国為替管理体制を改革

外貨購入制限を緩和

 国家外国為替管理局広東省支局は先日、海外投資のための外国為替管理の改革試行規則を公布し、外資企業、民営企業が投資主体として海外投資できることを明確にし、同時に海外投資のための外貨購入制限を緩和し、条件に合致しているが、外貨を保有しない企業が人民元で外貨を購入して海外投資することを認めた。

 広東省の多種所有制経済の日増しの発展につれて、一部の実力のある民営企業と外資企業は続々と海外に投資している。国家外国為替管理局広東省支局資本項目管理処処長の衛鳳儀氏によると、国の現行の海外投資管理政策の中で、これについて関係管理規則を制定していないため、現行の国有企業に対する審査・認可・管理のやり方で申告、認可するのは、手続きが面倒で、困難がわりに大きい。

 国家外国為替管理局の認可を経て、広東省は海外投資のための外国為替管理の改革を試行し、昨年12月1日から「広東省海外投資外国為替管理改革実施案」と「広東省海外投資外国為替管理改革規則」の執行を始めた。衛鳳儀氏は、これは、企業の「海外進出」戦略の実施を支持し、広東省の海外投資の立ち遅れの問題を解決するために力強い政策根拠を提供すると語った。

 外資企業と民間企業は「正々堂々と」投資主体として海外投資を行うことができる。改革案が明確に指摘しているように、「投資主体は海外投資能力をもつ広東省内にある企業法人を指し、それには国有独資企業、株式有限公司、有限責任公司(金融、保険、証券類の公司を含まない)が含まれる。

 企業の海外投資資金のボトルネック問題は今回の改革でりくらかよくなる。施行規則は海外投資の外貨購入制限をゆるめ、条件に合った外貨を保有しない企業が人民元で外貨を購入して海外に投資することを許し、これまで自己保有外貨で海外投資しかできない制限を改めた。

 今度の改革は海外投資リスクの審査を取り消し、利潤国内送金保証金制度を取り消し、外貨資金源審査を保留し、審査認可手続きを簡略化した。「投資主体が海外投資主管部門に海外投資審査許可の手続きをする前に、「海外投資外貨資金源審査申請表」とその他の関係資料を携え、所在地の外国為替管理局に外貨資金源審査を申請すべきである」。  

 外貨資源の配置をいちだんと最適化させるため、国の戦略的な海外投資プロジェクト、外国援助プロジェクトの外貨需要は重点的に保証される。そのほか、海外の資源を開発し、輸出促進または輸入減少、国外の先進技術・設備および市場サービス、科学技術の研究・開発を目標とする海外投資プロジェクトの外貨使用も支持を得られる。

海口の「投資環境110」が正式に始動、24時間摘発を受理

 海南省海口市の「投資環境110」は1月1日から正式に始動し、24時間摘発を受理することを実行し、随時現場ヘ行って問題を処理する。

 「投資環境110」は海口市投資環境監督センターの構築した高速、高効率の反応メカニズムで、企業と投資家の投資環境面のクレームあるいは援助請求をすかさず受理する。同センターは、24時間当値する制を実行し、「投資環境110」の専有車を配備し、企業あるいは投資家が摘発すると、すかさず現場に駆けつけ、初歩的に情況を調べた後、同センター調査処理組に渡していちだんと子細に調査して処理する。海口市は政府の各職能部門に専従の連絡員をおいて、積極的に「投資環境110」の仕事を支持する。

 海口市政府の一部の職能部門は市投資環境監督センターと共に執務し、「投資環境110」を設立したほか、また検査監督グループを設立し、同市の投資環境の重大な事項に対して追跡、督促、検査、実施を行う。そのほか、1月1日から、海口市投資環境監督センターの企業監督専従員は、同市の投資環境について評議し、投資環境建設がわりに劣る職能部門を処理する。

中国の機械電子製品輸出が大幅増

 2002年、中国の輸出は急増したが、そのうち機械電子製品輸出の増加はとりわけ著しかった。1月から11月までの機械電子製品輸出額は31.6%増え、同期の輸出総額の伸び幅より10ポイント高いものであった。

 対外貿易経済合作部の提供した数字によると、2002年1月から11月までの中国の輸出額は2936億9000万ドルであるが、そのうち機械電子製品輸出額は48.2%を占め、1414億4000万ドルに達した。機械電子製品の輸出の伸び率は年初に制定した10%成長という目標を大幅に超えた。

 機械電子製品は長年来ずっと中国の輸出の中で増加の最も速い種類である。2001年の輸出総額は1188億ドルに達し、12.8%増え(同期の全国輸出が6.8%を増えた)、全国輸出総額の44.6%を占めた。2002年3月から、機械電子製品輸出額は毎月100億ドル以上に達したが、11月は158億7000万ドルにも達した。そのほか、機械電子製品の輸出構成は絶えず改善され、付加価値が高く科学技術を大量使用した機械電子輸出製品の輸出商品に占める比重は絶えず上昇している。アメリカ、日本、EUなどの市場のほか、その他の市場への輸出も急増している。

中国の大排気量オートバイ、ヨーロッパに初輸出

 70台の2シリンダー250力帆エンジンのLF250−4型大排気量のオートバイが最近、成功裏にイタリアに輸出した。これは、重慶力帆グループが初めて輸出する大排気量オートバイであり、中国の生産した大排気量オートバイの最初の対ヨーロッパ輸出でもある。

 2002年8月初め、イタリアのユーザーは重慶力帆実業グループに70台の250大排気量オートバイを発注した。イタリアのユーザーはその外観の質、完成車の性能を高く評価し、引き続き力帆グループと協力することを決定した。

長虹カラーテレビの世界販売量は累計7000万台を突破、世界第2位に

 四川長虹電器株式有限公司本部の行った記者会見によると、長虹カラーテレビの2002年の販売量は1100万台以上に達し、世界での販売量は累計7000万台以上を突破し、テレビの生産販売量は世界第2位を占める。

 長虹は、国内市場にあける競争の強みをたえず強固にすると同時に、国際市場を大いに開拓し、応用技術の強みをいちだんと生かし、先進的な生産技術と強大な製造能力に頼って、国際市場競争に積極的に参与し、長虹カラーテレビ、エアコン、視聴器具、部品などの強みをもつ製品を成功裏に東南アジア、中東、オーストラリア、ロシア、南アフリカ、アメリカなど40カ国・地域の家電消費市場に進出させた。今年、長虹はすでにカラーテレビを400万台近く輸出し、輸出額は7億5000ドルに達した。

 調べによると、長虹の広東ハイテク工業園が2003年に正式に操業を始めると、長虹精顕王バックライト・カラーテレビの年産能力は100万台に達し、普通のカラーテレビの年産能力は1700万台に達する。その時には、「世界最大のバックライト・テレビの生産基地」と「世界最大のカラーテレビ生産基地」が同時に中国で誕生して、中国の世界家電大国としての地位はいちだんと強固にする、高くなる。