5年来、中国の反ダンピング措置の実施により、
経済損失が200億元減少

 国家経済貿易委員会の最新統計によると、1997年から中国政府が反ダンピングなどの措置を実施し始めたため、これまでに鉄鋼、化学工業、軽工業など分野の22もの案件が審理され、経済損失額は200億元減少したということだ。

 WTOの規定と国際慣例に基づき貿易摩擦を解決する上で重要なことは法体制を完備させることだが、去年公布された『中華人民共和国反ダンピング条例』などの実施は、産業経済の安全維持、産業構造の調整促進及び経済損失額の減少で重要な役割を果してきた。