中国民用航空総局

航空輸送価格改革案を上半期に発表

 国内航空輸送価格改革案は、今年上半期に発表することを目指している。その時になると、各航空公司はより多くの自主権をもつようになり、広範な旅客は安い航空券を手に入れることができる。

 中国民用航空総局の楊元元局長は次のように語った。まもなく発表される中国の国内航空輸送価格改革案の主な内容は次のとおり。国内航空運賃に対し政府の指導価格を実行し、価格の主管部門は航空路の具体的な運賃金額を査定する直接管理から航空輸送基準価格と変動幅に対する間接管理に改める。国家発展計画委員会は民用航空総局とともに、航空輸送の社会平均コスト、市場需給状況、社会受け入れ能力に基づいて、国内航空貨客輸送の基準価格と変動幅を確定する。航空輸送企業は政府の定めた幅以内に、多段階の運賃金額システムを設立し、運送のゴールデン・シーズンとオフ・ゴールデン・シーズン、航空券購入時限、人数、特定消費層、フライト時刻、航空機の型などの要素に基づいて差別運賃を実行し、民用航空総局、国家発展計画委員会に報告して記録にとどめるとともに、繰り上げて対外公布してから実行する。

 そのほか、価格の管理を改革すると同時に、公平競争の市場秩序と広範な旅客の合法的権益を守り、価格メカニズムの役割の十分な発揮を保証するため、政府は依然として市場価格を監督、管理しなければならない。