胡錦涛総書記、政策措置による腐敗反対・清廉提唱を要求

 中国共産党中央委員会の胡錦涛総書記は2月19日開かれた中国共産党中央規律検査委員会第2回総会で発言し、「共産党の作風と清廉政治の建設を展開し、腐敗を厳しく処罰すると共に、党幹部に対する教育と監督を強化させ、民主の発展及び法制度の健全化と体制の刷新を求め、各種の政策措置を通じて腐敗問題を予防し、解決すべきだ」と強調した。

 胡錦涛総書記は、また「この十数年来、中国の腐敗取締り活動が大きな成果を収めたものの、腐敗現象を誘発する環境と条件が依然として存在している」と指摘し、「体制の改革を更に深化させ、腐敗予防の体制を確立し、健全化させ、腐敗の根絶を改革開放や経済建設の重要措置と結び付けると共に、党内の民主を更に発展させ、指導幹部の権力行使に対する制約と監督を強化すべきだ」と述べた。