中朝両国、両国関係や朝鮮の核問題について意見交換

 章啓月外交部スポークスマンは、2月18日の記者会見で、朝鮮のペク・ナムスン外相が、18日北京に立ち寄り、王毅外交部副部長と両国関係や朝鮮の核開発問題などについて意見を交換したと発表した。
章啓月氏はその際、会見の席上中朝双方は、平和な手段で対話を通じ、当面の朝鮮半島に起きた問題を解決するべきだという点で一致に達したと述べた上で、「いま朝鮮の核問題解決で重要なことは、朝鮮半島の非核化実現を確保し、また朝鮮の安全を考慮することである」との見解を表明した。
尚、朝鮮のペク・ナムスン外相はこの24日、マレーシアの首都クアラルンプールで開催される非同盟運動の第13回首脳会議への出席の途上北京に立ち寄ったものだ。

 章啓月氏は、また米英両国がイラク問題についての新しい決議案草案を国連安保理に提出しようとしていることに触れ、「安保理の第1441号決議の関連規定の実施には尚も努力する余地があり、いまイラク問題解決での急務はこの決議を完全に実施することである」との見解を示した。