内外不動産業者の注目を集める上海外灘源保護プロジェクト  

 上海外灘源保護プロジェクトは正式に立件され、前期作業がすでに始まっている。最近一時期以来、このプロジェクトは内外の多くの実力ある不動産開発業者の注目を集めている。

 外灘源は上海蘇州河と黄浦江が合流するところの約20万平方メートルの「宝の地」である。上海の近現代の金融業、貿易業はいずれもここで生まれ、発展してきたものである。歴史はこの地区に取って代わることのできない人文景観価値と潜在的な経済開発価値を与えている。この地区は陸家嘴、北外灘、南京路などの黄金地域に隣接しており、近代の優れた建築物は14棟ある。


 2002年6月、外灘源の保護と開発の概念的計画は市政府の特別会議で採択された。その後、上海市企画局と黄浦区企画局は全世界から「外灘源地区の都市設計案」を募集している。

 外灘源プロジェクトは関係ある地区に対し保護的な開発を行う。このプロジェクトが完成すれば、この地区の建物の総「容積」は増加しないだけでなく、逆に小さくなる。このような開発がこのような規模で実施するのは上海では初めてのことである。