中国側はアメリカ側と台湾当局との如何なる政府間接触にも断固反対

孔泉外交部スポークスマンは、6月24日北京で記者会見し、「中国側はアメリカ側と台湾当局との如何なる政府間接触にも断固反対する」ことを表明した。

これは、孔泉スポークスマンが台湾のマスメディアは台湾のいわゆる外相の簡又新氏が最近アメリカでアメリカ企業研究所の関係会議に参加する期間中、この会議に出席したアメリカのチェイニー副大統領と会見し、また相互の関係について討議したことを報道したが、これに対して中国側はどんな態度を取っているのかという記者の質問に答えた際に述べたものである。

その際、孔泉スポークスマンは、更に「中国側は既にこの報道に関する大きな関心をアメリカ側に示し、またアメリカ側がこれについての事実をはっきりと説明するよう要求した」とした上で、「アメリカ側と台湾当局が如何なる政府間接触をしても、いずれも中米間の三つの共同コミュニケの原則とアメリカ側の関係承諾に公然と違反しており、中国の内政に干渉するこうしたやり方が中米関係や両国の協力を損うことから、中国側はこれに断固反対している」と述べた。

孔泉スポークスマンはまた「中国側はアメリカ側が台湾問題の重大性と敏感性をはっきりと認識し、中米関係の発展に支障をもたらさないようにするため、台湾と政府間の接触をした誤りを改めるよう求める」との態度を示した。