北京の1−7月GDP成長が9.7%

北京市統計局発表のデータによると、今年1−7月の北京市のGDP総額は1820億2000万元に達し、前年同期と比べて9.7%増え、今年1−6月の成長率と比べて0.1ポイント上昇し、前年同期の成長率よりも0.7ポイント上昇した。

新型肺炎SARSのまん延による影響を受けたとはいえ、今年の北京は依然といて高度成長を維持している。今年1−7月の北京市のGDPの中で、第1次産業が44億8000万元で前年同期比3.8増、第2次産業が661億9000万元で前年同期比12.1%増え、第3次産業が1113億5000万元で前年同期比8.5%増えた。工業を主体とする第2次産業が北京市の国民経済成長の原動力となっている。

また1−7月の北京市の固定資産投資は893億3000万元で、前年同期と比べて17.1%増え、成長率は1−6月よりも1.9ポイント上昇した。このほか、北京市の地方財政の通常予算収入は358億8000万元に達し、前年同期と比べて17.4%増え、支出は前年同期と比べて19.5%増えた。

1−7月の北京市都市住民の1人当たり可処分所得は8118.4元で、前年同期と比べて12.1%増え、実質的成長率は11.8%となった。農民の1人当たり現金収入は4284.2元で、前年同期と比べて10.3%増えた。