1−7月の中国の民間企業の対外貿易額は2.7倍増

中国税関総署発表の統計データによると、今年1−7月の中国民間企業の貿易総額が前年同期比2.7倍増の280億2000万ドルに達した。

中国の対外貿易の成長率が40%弱であるため、民間企業の貿易はそれよりはるかに高い率で成長している。輸出は158億7000万ドルで前年同期と比べて2.6倍増え、輸入は121億5000万ドルで、2.8倍増えた。

中国の対外貿易の3分の1を占める広東省では、民間企業の貿易総額は104億4000万ドルで、同省の対外貿易の7.8%を占めている。長江デルタ地帯の上海、江蘇、浙江などの民間企業では貿易額が3桁で増え続けており、著しい成長ぶりを見せている。

貿易が急成長を遂げている民間企業は、業種別から見て、貿易、食品、軽工業、化工、建材、コンピュータ及びソフトウェアなどに集中している。広東省では、1−7月の輸出額が1億ドルを超えた民間企業は8社にのぼった。