北京同仁堂、国際市場開拓を加速

有名な漢方薬メーカーである北京同仁堂は、同社の主要な漢方薬の一つである「牛黄清心丸」をマレーシア市場で販売を開始したことを明らかにした。

同社によると、今年上半期に、「牛黄清心丸」10万粒をマレーシアに輸出し、8月からマレーシア各地の薬局で販売を始めたという。これは同社の漢方薬が新しい国際市場を開拓したことを意味する。

近年来、アジア諸国の漢方薬に対するニーズは大きくなっており、ベトナムだけでも、毎月の成約高は平均1200万元に達している。業界筋は、市場規模のより大きなマレーシアは、今後、漢方薬の一大市場になるとの見方を示している。